2018年10月5日に発売されたYAMAHA inpres UD+2 ドライバーは、「やさしくつかまり高弾道で飛ばせる。」を掲げ「”ぶっ飛び”ドライバー」として、公式サイトでも紹介されています。YAMAHAならではの独自快音設計やインパクト時のエネルギーロスを抑えるチップウェイトテクノロジーの導入、ルール限界に迫る反発性能は、元祖ぶっ飛び系の系譜を受け継いでいるのではないでしょうか。
ロフト角は、9.5と10.5が用意されており、初速をアップさせたと言われている今回のモデルにどうマッチしているのか、試打してきました。
試打のレビューしていきていますので、ぜひ、最後までお読みください。

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YAMAHA(ヤマハ) inpres UD+2ドライバーをゴルフハック編集部が分析!

YAMAHA(ヤマハ) inpres UD+2ドライバーは、どういう人にオススメか?

グラフ評価は、捕まり具合が強く弾道の高さが際立っていますので、優しく飛ばせる
印象で、初級者から中級者にオススメのドライバーです。特にスライサーには捕まるドライバーでお助けクラブになってくれるのは、間違いなしです!!
なお、対象ヘッドスピードは38m/sから43m/sのゴルファーに合う印象です。

YAMAHA(ヤマハ) inpres UD+2ドライバーの見た目とスペックを紹介!

YAMAHA(ヤマハ) inpres UD+2ドライバーの見た目!

ヘッド体積は、ルール最大級の460cm3の大型ヘッドで投影面積が広く安心感があり、優しさを重要視したようなヘッド。また上から見ると、ネックとフェイスの見え方に特徴があり、フェイスがシャフトより後ろに下がってるように見え、アイアンで言うとグースネックのような形状になっているので、捕まる印象がより強く感じ取れます。

フェイスは球が上がりやすそうな、シャローフェイスになっていて、従来モデルよりフェイス全体をシャフト軸から遠いトウ側に移動することにより、インパクトのエネルギーが強くなり、ボール初速が強くなる設計しています。また、スーパーコンピューターで作った広域反発フェイスは、前モデルより反発エリアを上下5%拡大に成功しているとのことです。

ソールに調整機能はありませんが、重心角を大きくすることで捕まるような設計になっています。また、ヘッド内部のヒール側に37gのウエイトがあるので、低重心になり捕まりやすくなっていると推測します。

シャフトはオリジナルカーボンTMX-419Dの純正Sシャフト。TIP WEIGHT TECHNOLOGY装載シャフトは、おもり効果でたわみが抑えられ、インパクトでのエネルギーロスを抑える効果があります。

YAMAHA(ヤマハ) inpres UD+2ドライバーのメーカースペック

ロフト角(°)9.510.5
ライ角(°)61
フェース角(°)0
ヘッド体積(cm³)460
構造6-4チタン偏肉フェース、811チタン精密鋳造ボディ
シャフトオリジナルカーボン TMX-419D
シャフト硬さSS/SR/R
シャフト重量(g)53/47/45
シャフトトルク(g)5.9/6.1/6.5
シャフト調子先中
クラブ長さ(インチ)45.75
バランス※D3D3/D2/D2
クラブ重量(g)※286286/281/279
グリップオリジナルラバー J100 ロゴうら 40g <Y19GJ40>(M60相当・BLあり)
価格¥80,000+税/本

※メーカーのカタログスペック

YAMAHA(ヤマハ) inpres UD+2ドライバーの試打レビューとデータ計測

YAMAHA(ヤマハ) inpres UD+2ドライバーを試打

実際に構えてみると、460cm3のヘッド体積なので安心感があり、構えているだけで
捕まる印象が伝わってきます。

実際に打ってみると、予想通り捕まりが良く、どんなにスライスを打とうと操作しても、捕まる結果でしたので、スライスで悩んでいる方はスライスを軽減できるドライバーだと思います。

弾道の高さはかなり球が上がるので、ヘッドスピードが遅い方でもキャリーが稼げて、飛距離も期待できそうな印象でした。

また、打音に関しては、さすが音楽メーカーが主体のヤマハのドライバーらしく、音が高い印象ですが、それほど嫌な音ではなく、むしろ心地よい音なので、何度でも打ちたくなるような気にさせてくれます。

今回、試打して一番驚いたのは、ヘッドではなく「シャフト」でした。

打つ前から優しい印象のドライバーでしたから、振ってみると、先端が意外としっかりしていて重みを感じるので、不思議な印象です。

最初はヘッドのバランスがD3なので、ヘッドバランスの影響だと思いましたが、何やらTIP WEIGHT TECHNOLOGY装載シャフトの影響だと直ぐに納得できました。

従来なら、優しいドライバー = 走るシャフトや軽い印象で弾き感が強いシャフトが多いのが特徴ですが、このヤマハの純正シャフトのWEIGHT TECHNOLOGY装載シャフトは、先端側に剛性がある印象です。

シャフトの切り返し初期は、従来に見られるシャフトが切り返しで良くシナル感覚で今迄の優しいドライバーによくあるシャフトの傾向でしたが、その後のシャフトの動きに違いがありました。

フェイスにボールが当たった瞬間に、球をもう一度シャフトが押してくれ、初速をアップさせてくれるような、今迄にないような印象の不思議なシナリ感と打感を実現してくれているシャフトでした。

■動画
実際に打ってみた際の動画は以下

インパクト動画

撮影協力
井山ゴルフ練習場:https://www.iyama-golf.com/

YAMAHA(ヤマハ) inpres UD+2ドライバーの試打をYupiteru(ユピテル)でデータ計測

Yupiteru(ユピテル)で計測。(レンジボール仕様)
シャフトが良さが、飛距離と方向性を安定させてくれます。

まとめ

今回は、ヤマハのinpres UD+2ドライバーを試打してきました。飛距離性能や捕まりやすさ、球の上がりやすさ、全ての優しさを兼ね備えたドライバーでした。
初心者には、ぜひ使って欲しいドライバーなのは、間違いないのですが、女性のパワーヒッターでもシャフトさえ合わせれば、力強い弾道を実現できる印象のドライバーです。
また、ナショナルブランドに引けをとらないドライバーだと思いますので、今迄にヤマハのドライバーを打った事がない、興味がないなどのゴルファーには、特にその実力を感じて欲しいと思います‼︎

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