香川県にある名門ゴルフ場・ゴルフコースのまとめ

歴史や実績を持つ名門ゴルフ場にはゴルファーなら誰でも憧れがあります。今回は香川県にある、景色やメンテナンスだけではなく、有名トーナメントやツアー、大会の開催実績や、日本を代表する設計家によって設計されたかどうか、開場からの歴史などをゴルフハック編集部で独自に調査し、名門ゴルフ場と呼ぶにふさわしいゴルフコースをご紹介します。名門というだけあり、戦略性だけではなく変化にも富んだコースレイアウトは難易度が高く、上級者でも気の抜けないコースばかり。有名なプロゴルファーを優勝に導いた大会の開催地や、名設計家が監修したゴルフ場では普段とは違う感覚を覚えるはずです。ゴルフライフの記憶に残る名門ゴルフ場にてぜひ一度プレーしてみてください。

香川県坂出市、瀬戸中央自動車道・坂出インターチェンジ(IC)より6kmほどのアクセスにある高松カントリー倶楽部は、1954年（昭和29年）9月に開場された、四国で最古のゴルフ場です。瀬戸内海国立公園の中、標高450mの地に丸毛信勝氏の設計によって造られました。約65年経った現在では瀬戸大橋を一望できる国内きっての絶景を眺められます。会場セレモニーでは、高松宮殿下のテープカットや記念プレーが行われた由緒ある歴史があります。瀬戸コース(IN)はその名の通り瀬戸内海を一望でき、全体的に距離のあるコースです。特にミドルが長いため腕前を問われるショットが必要となります。11番・17番からはアーチ橋を眺めることができ忘れられない景色になるはず。対して金比羅コース(OUT)は、阿讃山脈の自然を感じることができ、手造りコースのため自然のアンジュレーションが残っています。2番からは讃岐富士（飯野山）を、3番からは象頭山（金比羅）を視界にプレーできる贅沢なホールです。ゴルフ場の利用はビジターでも利用でき、公式サイトからのWeb予約も可能です。海山を一度に堪能でき、四国を代表する名門コースへぜひ、一度足を運んでみてください。
料金プランは、平日は割増なしの2サム保証と昼食付きで総額7,000円ほど、日曜祝日は昼食付きで総額12,000円ほどとなっています。

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香川県さぬき市、高松自動車道・津田寒川インターチェンジ(IC)より約9kmほどのアクセスにある志度カントリークラブは、1964年（昭和39年）5月に、有名コースを数々手掛ける佐藤儀一氏の設計により開場されました。瀬戸内海をはじめ、小豆島や淡路島など四国を代表する観光地を一度に堪能できる贅沢なシーサイドコースです。過去には男子PGAトーナメントをはじめ、KSB瀬戸内海オープンやテーラーメイド瀬戸内海オープン、KSBオープンなども開催された実績のある名門ゴルフ場として有名です。東コースは淡路島を一望でき、6番・9番ホールはドラゴン推奨ホールとして注目され、プレイヤーからも難易度が高くて面白いと声が上がるほど。中コースの9番ホールは特に難易度が高く、各競技大会においても一目置かれる名物ホールです。瀬戸内海を正面に気持ちよくプレーできるオススメコースです。西コースはニアピン推奨の3番ホールが名物ホール。グリーンの左下に崖があるため、落とさないようなアプローチが必要となり緊張が走ります。ゴルフ場の利用はビジターでも利用でき、公式サイトからは電話予約のみですが、大手予約サイトからも予約できます。また近隣の宿泊施設との提携もしており、ゴルフパックとして一日を有意義に過ごすことのできるプランも用意されています。
料金プランは、平日は2サム保証付きで総額7,000円ほど、土日祝日は2サム保証付きで総額11,000円ほどで予約受け付けされています。

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香川県三豊市、高松自動車道・さぬき豊中インターチェンジ(IC)より約10kmのアクセスにあるエリエールゴルフクラブは、1974年（昭和49年）10月に開場しました。「自然との調和」をコンセプトに自然の地形を生かしたOUTコースと、ティーショットのポジショニングやクラブ選択一つでスコアを分けるINコースがあります。ドラコン推奨、OUTコースのストレートなロング1番ホールから始まり、池越えや谷越えを含め数々の戦略性に富んだホールが立ちはだかります。比較的フラットな造りのINコースは14番ホールの1打目が池越えなので豪快な打ち下ろしで気持ちの良いプレーが期待できます。エリエールゴルフクラブは、1982年から始まった大王製紙エリエールレディースオープンの開催地として30年以上の実績を持っています。賞金女王争いやシード権争いの名勝負が繰り広げられ、過去には宮里藍プロや横峯さくらプロなど、日本を代表する女子プロゴルファーが名を連ねてきた歴史があります。ゴルフ場の利用はビジターでも利用でき、公式サイトからの予約はできず、大手予約サイトからの予約になります。有名レディースオープン開催の名門コースに立った時のプレーは、いつもと一味違った感覚を得られるでしょう。
料金プランは、乗用カートによるセルフプレーだと平日は総額10,000円ほど、土日祝日は総額16,000円ほどです。キャディー付きは平日のみ予約受け付けされており、総額14,000円ほどとなっています。

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香川県木田郡、高松自動車道・高松西インターチェンジ(IC)より18kmほどのアクセスにある高松グランドカントリークラブは、1974年（昭和49年）10月に、日本を代表するゴルフ場設計家、富澤誠造氏の設計によって開場されました。讃岐平野の中央に位置し、讃岐百景にも登録されている嶽山や屋島、高松市街地を一望できる、雄大な名門チャンピオンコースです。全36ホールからなるコースは、鹿庭コースと氷上コースに分かれています。鹿庭コースは広さも距離もあり、1番ホールは池越えから始まるもフラットな造りで初心者から女性、シニアも楽しめるレイアウト。対して氷上コースはフェアウェイが広い分、変化が大きくブラインドホールも多いため、上級者でも気の抜けない難度の高いコースです。クラブチャンピオンなどの高松グランドカントリークラブ主催大会で主に利用されているのがこちらの鹿庭コースです。ゴルフ場の利用はビジターでも利用でき、公式サイトからも予約は可能ですが、ビジターの場合でもWeb会員の登録が必要です。登録費・年会費は一切かからず、利用に応じてポイントも貯まる嬉しい特典付き。クラブハウスをはじめ施設が充実していることに加え、とても清潔に保たれている名門コースです。
料金プランは平日で総額7,000円前後、土日祝日は総額10,000円～13,000円ほどとなっており、氷上コースでのプレーの方が鹿庭コースでのプレーよりも安く設定されています。全て2サム保証を付けることができます。

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香川県高松市、高松自動車道・高松中央インターチェンジ(IC)より15kmほどのアクセスにある屋島カントリークラブは1975年（昭和50年）11月に開場され、カトキチクイーンズや屋島クイーンズなど、女子プロのゴルフトーナメントの開催地として歴史を残す名門チャンピオンコースです。山岳に位置するコースからは瀬戸内海は勿論のこと、観光スポットの屋島やかかり釣りで有名な志度湾などの絶景を眺めることができます。コース距離は短く、打ち下ろしや打ち上げ、ドッグレッグと戦略性のあるコースで上級者でも集中力を切らせません。源氏コース(OUT)は、変化に富み戦略性に優れ、平家コース(IN)は要所で豪快なショットを楽しむことができます。どちらもブラインドホールが多く二打目の方向の見極めが難しいため、初心者の方や初めてプレーする方にはキャディー付きをオススメします。屋島カントリークラブでは2001年～2007年までの6年間、女子プロゴルフトーナメントが開催されていた名門コースのため、コースメンテナンスはいつでも整備されているといった口コミが目立つほど。ゴルフ場の利用はビジターでも利用でき、公式サイトからのWeb予約も可能です。少し難度も高めですが、何度もチャレンジしたくなるコースをぜひチェックしてみてください。
料金プランは、平日なら割増なしの2サム保証がついて総額7,000円ほど、土日祝日は総額11,000円前後です。他にもシニアレディースでやオープンコンペ、コンペパックなどのプランも用意されているので、様々なニーズに対応してくれます。

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香川県三豊市、高松自動車道・さぬき豊中インターチェンジ(IC)より約5kmと好アクセスの琴平カントリー倶楽部は、1976年（昭和51年）にアメリカで数々のゴルフ場設計を手掛けたウィリアム・F・ベル氏の設計によって開場された、PGM運営の名門ゴルフ場です。コースはOUT、IN、ニューからなる全27ホール。OUTコースは池越えや谷越えが多く、各ホールトリッキーな造りになっているためプレッシャーとの闘いになる場面も。名物ホールは3番と4番ホール。一番難度の高い3番ホールは2打目の大きな池越えに加え、グリーンの傾斜がきつく最後まで気が抜けません。ロングの4番ホールは右方向に攻めていきますが、右側には広大な谷が行く手を阻みます。INコースはブラインドホールが無く、フェアウェイの幅もたっぷりあるため初心者でも楽しくプレーできるコースです。ニューコースはアメリカンスタイルのフラットなコースですが、グリーン周りのバンカーに注意が必要です。ゴルフ場の利用はビジターでも利用でき、公式サイトからのWeb予約も可能です。琴平カントリー倶楽部は最寄りインターチェンジから近いため利用者がとても多く人気ですが、比較的スムーズに回ることができ、メンテナンス整備もきちんと行き届いていると口コミでも評価の高い名門コースです。
料金プランは、平日は2サム保証と昼食が付いて総額8,000円ほど。土日祝日は昼食付きで総額11,000円～12,000円ほどで予約が受け付けられています。

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香川県坂出市、高松自動車道・府中湖スマートインターチェンジ(IC)より3kmほどわずか5分の好アクセスにある坂出カントリークラブは、1993年（平成5年）に香川県のゴルフ場設計数で5位を誇る金子安三氏の設計によって開場されました。白砂コース(OUT)と綾川コース(IN)からなる全18ホールのコースは広くてフラットな設計です。78個のバンカーと10ヶ所に配置された池は巧なレイアウトを演出し、アンジュレーションがきつく戦略的です。白砂コースは飛距離、綾川コースは方向性を重視したスコアメークで高スコアが期待できます。過去には1994年から2007年まで日本女子プロゴルフ協会認定の女子プロゴルフトーナメント、カトキチクイーンズゴルフトーナメントを開催した実績もあります。ゴルフ場の利用はビジターでも利用でき、公式サイトからのWEB予約も可能です。WEB予約は会員登録が不要なため、誰でも気軽に予約できます。坂出カントリークラブは、名門の名に恥じぬコースメンテナンスが特徴で、フェアウェイやバンカーは勿論のこと、グリーンもベント芝で常に整備が行き届いています。
料金プランは、昼食付きの乗用カートによるセルフプレーで平日は総額9,000円ほど、土日祝日は総額13,000円ほどです。昼食が付いたキャディー付きプレーだと平日は総額13,000円ほど、土日祝日は総額17,000円ほどです。コンペパックもセルフプレーかキャディー付きかを選んで予約することができます。

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香川県高松市、高松自動車道・高松西インターチェンジ(IC)より約14kmほどのアクセスにある鮎滝カントリークラブは、1996年（平成8年）に全国で新設、改造も含め設計、監修したコースは40コースを超える名設計家、川田太三氏によって開場されました。「自然との共生」をテーマにしたコースはまさに自然と一体化したレイアウトです。それぞれ違った顔を持つ18ホールの中でも特に5番ホールはグリーン奥に孟宗竹の原生を残しており心に残ります。最終18番ホールからは高松空港から瀬戸内海、高松市内を一望できそれは雄大です。フェアウェイは全体的にアンジュレーションがきつく、グリーンは上級者でも読み間違えるほど。OUTコースの1番、2番ホールは距離が長い分、INコースは短めなので1ホール1ホールに集中したプレーが重要となります。過去には男子プロツアートーナメントのジャストシステムKSBオープンやマンシングウェアオープンKSBカップ、女子ステップアップツアーを4回開催した実績もあります。ゴルフ場の利用はビジターでも利用でき、公式サイトからは電話予約になります。また最寄りインターチェンジ(IC)から20分、高松空港からわずか5分とアクセスが大変便利なので、県外各地からの利用者が多い名門ゴルフ場です。
予約受付されているプレープランは全て2サム保証がついたキャディー付きでのプレーとなっており、平日は総額12,000円ほど、土日祝日は総額16,000円ほどとなっています。

鮎滝カントリークラブはこちらの記事でも紹介しています

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名門ゴルフ場と言っても、数々の実績や設計士など違う味を持ったゴルフ場が四国には多く存在します。四国一の歴史を誇る「高松カントリー倶楽部」ではその趣と風情を感じることが可能です。女子プロゴルフトーナメント開催地なら「屋島カントリークラブ」や「坂出カントリークラブ」、中でも「エリエールゴルフクラブ」では宮里藍プロや横峯さくらプロなどの優勝者と同じ地を踏むことができます。日本を代表するゴルフ場設計家、富澤誠造氏の設計した戦略性溢れるコースを楽しむことができるのは「高松グランドカントリークラブ」です。それぞれ一言では語れない名門ゴルフ場ばかりで、瀬戸内海をはじめとした壮大な自然の中でのプレーは格別です。ゴルフライフの中でも忘れられない有意義な一日になること間違いなし。四国の観光と合わせてぜひ一度利用してみてください。

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