試打記事担当。ゴルフ場数日本最多の北海道出身。ティーチング歴11年、USGTFティーチングプロ資格を持つ国際ゴルフティーチングプロ。ベストスコア67。寺社仏閣巡りが趣味。花や植物を愛する優しい心で親切・丁寧にゴルフの魅力をお伝えします。豊富な経験と知識でゴルフクラブの特徴を徹底解説!USGTF(United States Golf Teachers Federation)会員。
発売から既に1年半以上が経過しているTaylorMadeのM2ドライバー。未だに人気が高く少し前までは、公式サイトでも新品の入手ができていました。M2ドライバーは、2016年モデルと2017年モデルがあります。今回、2017年モデルのM2ドライバーを入手することができました。
既に2018年現在で、M3とM4が発売されており、2019年には、M5が発売されると言われていますが、まだまだ現役で使えるM2ドライバー(2017年モデル)を、ゴルフハック編集部で試打しましたので、レビューしていきます!
ゴルフクラブをどうやって選んだらいいか悩んでいる方は、コチラの記事も!
ゴルフを始めた方、またはこれから始めてみようかなとお考えの方の中には、クラブを購入したいけど、何を基準に選んで、買っていいのかわからない人もいると思います。ネットで検索しても、沢山種類があり過ぎて、どれを選んで買えばいいのか…。値段もピンキリだし迷うな…。と感じるのではないでしょうか。
TaylorMade(テーラーメイド)M2ドライバーをゴルフハック編集部が分析!
TaylorMade(テーラーメイド)M2ドライバーは、どういう人にオススメか?
グラフの通り捕まりがよく直進性に優れたクラブですので、シャフト次第ではレベルを問わず、使用できるドライバーです。
逆に球質を、捕まえたり、逃したり、コースなりに攻めていく操作性が欲しい方には直進性が強いクラブなのでじっくり試打して購入して欲しいと思います。
TaylorMade(テーラーメイド)M2ドライバーの見た目とスペックを紹介!
TaylorMade(テーラーメイド)M2ドライバーの見た目!
写真で見ると、クラウン部分は2016年M2ドライバーと変わらない印象ですが、2016
年M2ドライバーより、クラウン後方部分は面長形状になり、ヘッド自体が大きく安心感があります。
マルチマテリアル構造が導入され、新素材9-1-1チタンとグラファイト・コンポジット・クラウン採用され軽量化を実現しています。
フェイス面は前作M2(2016年モデル)ドライバーよりシャローフェイスになっていて、高弾道の球が出そうなイメージです。また打点も広くできているので、オフヒットした時でも左右のブレに強そうな印象。
ソール部分のデザインは前作M2(2016)ドライバーから一新され、前作にもあったウエイトは配置されています。
ジオコースティックデザインで、トゥ側とソールとクラウンのつなぎ目を改良して前作よりフェイスを7%拡大されたとのことです。サウンドリブも設置してインパクトの打音も適正にしています。
ロフト調整スリーブは、表示ロフトを基準に±2°の範囲で12通のポジションを設定できます。
シャフトはTM1-217のSシャフト。シャフト重量は53g、トルクは4.6の先中調子で、先端が走る仕様、シャフトの走り感が実感できるシャフトとなっています。
TaylorMade(テーラーメイド)M2ドライバーのメーカースペック
HEAD | M2 DRIVER | ||
---|---|---|---|
ヘッド素材/フェース素材 | チタン[9-1-1 ti]+グラファイト・コンポジット・クラウン/チタン[6-4 ti] | ||
ロフト角( ゜) | 9.5 | 10.5 | |
ライ角( ゜) | 58 | ||
ヘッド体積(㎤ | 460 | ||
長さ(インチ) | TM1-217 | 45.75 | |
FUBUKI V 60 | 45.25 | ||
フレックス | 9.5 | 10.5 | |
TM1-217 | S | ● | ● |
SR | △ | ● | |
R | △ | ● | |
FUBUKI V 60 | S | ○ | ○ |
※メーカーのカタログスペック
TaylorMade(テーラーメイド)M2ドライバーのシャフトメーカースペック
SHAFT | TM1-217 | FUBUKI V 60 | ||
---|---|---|---|---|
フレックス | S | SR | R | S |
クラブ重量(g) | 298 | 296 | 293 | 308 |
シャフト重量(g) | 53 | 51 | 48 | 64.5 |
トルク | 4.6 | 5 | 5.2 | 4.9 |
バランス | D2 | D2 | D2 | D2 |
キックポイント | 先中 | 中 | ||
グリップ | TM360 Black/Green end cap(径60/42g) | (径60/47.5g) |
※メーカーカタログスペック
TaylorMade(テーラーメイド)M2ドライバーの試打レビューとデータ計測
TaylorMade(テーラーメイド)M2ドライバーを試打
実際に構えてみると、前作M2(2016)ドライバーより投影面積が広く、安心感があります。また、フックフェイスでいかにも捕まりやすいヘッドでスライサーでも安心して打っていけるような印象。目についたのは、前作よりカーボン素材の部分が大きく使われいますので、ヘッドを軽量化して大きく作っていくためでしょうか⁈
実際に打ってみると、まず驚いたのは、前作より重心距離を長く取っている分なのか、サイドスピンが極端に少なく、曲がり幅が少ないです。かと言って捕まらない訳でもなく、捕まえようと意識しなくても、軽く捕まって飛んでいきます。
また、弾道は10.5°のロフトだと問題なく上がります。これは、ヘッド自体の性能が上がりやすいのも特徴だと思いますが、この純正シャフトのTM1-217のシャフトの動きが、インパクト直前で先が走り、ヘッドが上に上に動いている印象ですので、球の上がりやすさは、ヘッドだけではなく、シャフトの挙動も一役かっていると思います。
シャフト自体の硬さについては、Sシャフトでヘッドスピードが40以上あれば、先中調子ということもあり、シャフトの性能を最大限で活かせて、打っていけると思います。
今回のM2ドライバーは、中古市場でも沢山出回っているので、コストパフォーマンスとしても最高です。
これから、ゴルフ始める方には、テーラーメイドのカッコイイデザイン、機能、コストパフォーマンスが最高なM2ドライバーをオススメしたいです!
■動画
実際に打ってみた際の動画は以下
撮影協力
井山ゴルフ練習場:https://www.iyama-golf.com/
TaylorMade(テーラーメイド)M2ドライバーの試打をYupiteru(ユピテル)でデータ計測
Yupiteru(ユピテル)で計測。(レンジボール仕様)
サイドスピンはかなり少ないので、安心して打っていけます。
まとめ
今回はM2ドライバー(2017年)を試打してきました。冒頭でお伝えしたように、M3と
M4ドライバーが既に発売していますので、旧モデルとなりますが、価格が下がり中古市場にも、たくさん出回っているドライバーなので、ゴルフを始めた方で購入を考えている方には、優しさと機能を兼ね備えたコストパフォーマンス最高のM2ドライバーを手にしていただきたいですね。とにかく曲がり幅が少ないので、ティーショット時のOBで悩んでるゴルファーにもオススメです!!
中古品も見逃せない!!
合わせて読みたいTaylorMade(テーラーメイド)の試打記事
今回は、TaylorMade(テーラーメイド)から2019年2月に発売されたM5ドライバーを試打してきました。M6との比較や使い勝手など、しっかりとレポートしたいと思います。
今回はM5 Tour ドライバーを試打してきましたので、レポートしたいと思います。どういう方に向いているのか?想像通り、玄人向けなのかなど、お伝えさせていただきます!
TaylorMade(テーラーメイド)から発売されたM6シリーズ。今回は、M6ドライバーを試打してきました。なんと言っても注目は「スピードインジェクション」と呼ばれる新技術。前モデルのM4ドライバーからどう進化しているのか、しっかりとレビューしていきたいと思います!
2018年2月に発売されたTaylorMade(テーラーメイド)の最新モデル、M4ドライバー。「真っすぐ、より遠くへ」という見出しで、新テクノロジーとなるツイストフェース&ハンマーヘッドを搭載しており、高い寛容性と飛距離性能が両立されたドライバーと公式サイトにあります。
018年2月にテーラーメイドの主力ブランドであるMシリーズのM3ドライバーが発売されました。M3にはヘッドが440cm3と460cm3があるのですが、今回は460cm3のレビューをします。
その他の試打記事
2018年10月5日に発売されたYAMAHA inpres UD+2 ドライバーは、「やさしくつかまり高弾道で飛ばせる。」を掲げ「”ぶっ飛び”ドライバー」として、公式サイトでも紹介されています。
2018年11月16日に発売となった本間ゴルフの新作TW747のドライバー、フェアウェイウッド、ユーティリティー、アイアン、ウェッジなど、全てが新たなモデルとして生まれ変わりました。今まで、「TOUR WORLD」と表記していたブランドロゴも「T//WORLD」と一新しています。
ダンロップスポーツのSRIXON(スリクソン)Zシリーズのニューモデルが2018年9月22日に発売されました。同時に発売されたのは、Z585、Z785のドライバーとアイアン、さらにフェアウェイウッドとなります。
今回は、その中からZ585ドライバーの試打をしてきました。
PING(ピン)のG400シリーズは、「ブレない。抵抗しない。反発する」の3つのチカラでブレずに飛ばせるというのが公式サイトでも掲げられています。同じG400シリーズの中でも、G400 SF TECという右へのミスを抑えることに特化したドライバーを試打してきました。
PING(ピン)のG400シリーズで、G400 LS TECは、吹き上がりを抑えて低スピンと強弾道で飛ばすを掲げているドライバーとなっています。このPING(ピン)G400 LS TECを試打してきました。
PING(ピン)といえば、古いゴルフファンの方には「パター」というイメージがあるかもしれませんが、G400シリーズを筆頭に数々のヒットとなるウッドやアイアンを発売しています。
今回はCallaway(キャロウェイ)から新作(2018年)で出たローグスタードライバーです。
JAILBREAK テクノロジー × NEW X-Face VFT テクノロジーの導入により、ボールの初速が更に向上
「ルールは破らない。常識を破る」をコンセプトにしたCallaway(キャロウェイ)GBBエピックサブゼロドライバー。今回は2017年2月に発売したモデルを試打してきました。
公式サイトには、「全てのプレイヤーに、禁断の飛距離を」とあるCallaway(キャロウェイ)GBBエピックスタードライバー。今回は2017年2月に発売されたエピックスターを試打してきました。
BRIDGESTONE(ブリジストン)のTOUR B(ツアーB)シリーズは、アスリートゴルファーのために開発されたクラブで、開発チームがアスリートゴルファー向けにこだわって作らたとのことです。